YouTube、Shorts収益分配の開始(2月1日)に伴い、新しいパートナープログラムの規約を展開

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(以下は、TechCrunchのShorts 収益分配に関する記事を翻訳・編集したものであり、元の記事・内容については当社が独自に制作・発信しているものではございません。)

2023年1月9日(米国時間)
YouTubeは、2023年2月1日よりShortsクリエイターとの広告収入の収益分配開始を明らかにした。
この変更に備え、YouTubeはYouTube Partner Program(YPP)の全クリエイターを対象に、新しい規約を展開している。クリエイターは、7月10日までに新条件に同意することが求められている。

大きな変更点として、クリエイターはShortsフィードの動画間に表示される広告から収益を得ることができるようになる。新しい収益分配モデルは、これまでのYouTube Shortsファンドに代わるものだが、同社によると現行Shortsファンド受給者の大半は、新Shorts収益分配モデルでさらに多くの収入を得られると見込まれる。

当プログラムへの応募条件は、登録者1,000人以上、過去90日間でのShorts再生1,000万回。
さらに新条件の一部として、クリエイターは特定の収益化モジュールを受け入れる必要がある。
一つ目は「ウォッチページ(視聴ページ)収益化モジュール」:クリエイターの長尺動画とYouTube Premiumに配信される広告から収益を得る
次に「 Shorts収益化モジュール」:ShortsフィードとYouTube PremiumのShortsの間に再生される広告から収益を得る
最後に「コマース製品に関する追加条項」1:チャンネルのメンバーシップやSuperなどの機能に関するものとなる。

YouTube は、収益化の可能性を最大限に引き出すために、クリエイターに全モジュールの承諾を推奨しており、新条件に同意済みのクリエイターは、来月から Shorts 広告の収益分配を受給できるようになる。

具体的な収益分配については、少々複雑で、毎月、Shortsの間に表示される広告の収益を合算、そこから音楽ライセンス費用を支払い、収益化するShortsクリエイターへの報酬に充てる仕組みとなっている。

出所:Google YouTube Shorts monetization policies


①総収入の一部が、視聴された全てのShortの再生回数と音楽の使用量に応じて、クリエイタープールに配分される。

②クリエイターが音楽なしのShortをアップロードした場合、その再生回数に関連する収益はすべてクリエイタープールに送られる。
音楽付きのShortをアップロードした場合、その再生回数に応じた収益は、使用した楽曲数に応じてクリエイタープールとミュージックパートナーに分配される。

③収益化するShortsクリエイターには、クリエイタープールのShorts総再生回数の比率に基づいて収益が配分される。
例えばShorts全体のうち、5%の再生回数を獲得したクリエイターには、クリエイタープールの収益の5%が割り当てられる。

④そのクリエイターは配分されたShorts収益の5%のうち、45%を手にする。
例:クリエイタープール1000ドル×45%→クリエイター報酬450ドル

映画やテレビ番組からの未編集のクリップ、YouTubeや他プラットフォームからの他のクリエイター作品や流用コンテンツ、オリジナル要素を含まない編集物など、オリジナルでないShortsは収益分配の対象外となる。また、自動クリックやスクロールボットなど、人工的な再生回数を得ているショートフィルムも、収益分配の対象外となる。

これらの変更により、YouTube ShortsはTikTokの最大のライバルになる可能性がある。YouTube ShortsでTikTokよりも多くのお金を稼ぐことができれば、YouTubeプラットフォーム向けにオリジナルコンテンツを作る動機付けにもなる。短編動画プラットフォームはこれまで広告収入の分配方法を全く理解していなかったため、Shortsは競合他社を大きくリードすると予想されている。


  • 「コマース製品に関する追加条項」1…チャンネルメンバーシップからスーパーチャット、スーパーステッカー、スーパーサンクスに至るまで、ファンとつながりながら収入を得るための一連のファンファンディング機能をアンロックする

出所:Tech Crunch “YouTube rolls out new Partner Program terms as Shorts revenue sharing begins on February 1”




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