(以下は、Search Engine Land及びTech CrunchのGoogle Bardに関する記事を翻訳編集したものであり、元の記事・内容について当社が独自に制作・発信しているものではございません。)
Googleは本日、Google I/OでBardのウェイティングリスト終了を発表。言語と国がサポートされていればすぐにアクセスできるようになった。
現在、アメリカ英語、日本語、韓国語が利用可能で、180以上の国と地域に対応する、今後も上位40言語まで拡大する予定。
更に、Google Bardはビジュアルインターフェイスのサポート、Google Lensのサポート、ダークモード、その他の統合や機能が追加されている。
Google Bardビジュアル(Google Map)
Google BardにGoogle Mapsを統合、Bardの回答ボックスの中に直接地図を表示できる。
Google Lens
Google Lensの機能を直接Bardに組み込んだ。
例えば、写真をアップロードして、Bardに「この2人について面白いキャプションを作って」等と指示ができる。Bardは写真を分析、数秒以内に創造的なキャプションをいくつか起草する。
コーディングの改善
- ソースの引用:来週から引用の正確性を向上させる。Bardがコードのブロックをもたらしたり、他のコンテンツを引用した場合、注釈をクリックするだけで、Bardはレスポンスの該当箇所に下線を引き、ソースにリンクする。
- ”Export “ボタン:Replitでコードをエクスポートして実行する機能を追加した。まずはPythonから。
ダークモード
Bardにダークモードも追加し、簡単に明暗の切り替えが出来るようにした。手動で切り替えることもできるし、OSのデフォルト設定を検出することもできる。
Google Docs & Gmail
Google Docs & Gmailでも、Bard生成コンテンツを、フォーマットを含め、Google DocsやGmailにワンクリックで直接エクスポートできるようになった。
Firefly
先月、AdobeはAI機能搭載のAdobe Fireflyをリリース、Google、Meta、Microsoftといったビッグテックに並び、生成AIの世界に参入した。
- Fireflyは、Photoshop、After Effects、Premiere Proを含むAdobeの製品ラインアップ全体で利用可能。
- 写真や動画編集に掛かる雑務を大幅に削減できる。
- 画像は、Adobe Stock画像、オープンライセンスコンテンツ、パブリックドメインコンテンツの同じデータベースから作成される。
Fireflyを搭載したBardは、画像の作成にも対応できるようになった。
自分のクリエイティブなアイデアを簡単かつ迅速に高品質の画像に変換し、さらに編集したりデザインに追加したりできるようになるとのこと。
チャットボットのコマンドラインから直接イメージ画像の修正・編集が可能となる。
マルチモーダルコンテンツを近々追加
- 近々、Bardは応答とプロンプトの両方においてより視覚的になる予定とのこと。
- 例えば、例えば「ニューオーリンズの必見スポットは?」というような質問をすると、テキストだけでなく、リッチなビジュアルとともに親切な回答が返ってくるので、自分が何を探しているのかがよりよくわかるようになるとのこと
- リッチなビジュアルとは今のところ写真を意味するが、今後地図やチャート等も含まれていくだろう。
出所
Search Engine Land :https://searchengineland.com/google-bard-now-can-show-search-and-knowledge-panels-maps-and-more-while-removing-the-waitlist-416341
Tech Crunch:https://techcrunch.com/2023/05/10/google-ends-bard-waitlist-making-english-version-of-chatbot-widely-available/