(以下は、Tech Crunch及びMetaのInstagram Reelsに関する記事を翻訳編集したものであり、元の記事・内容について当社が独自に制作・発信しているものではございません。)
Meta、Reels広告をパフォーマンスベースの報酬モデルで再構築
Metaは、マネタイズプログラム「Reels広告」において、クリエイターに支払う報酬を、Reelsに掲載した広告の収益ではなく、公開したReelsのパフォーマンスに基づいて支払う新しい報酬モデルをテストしている。
同社は、このプログラムをより多くのクリエイターに拡大し、今後数週間のうちにInstagramでのテストを開始する予定。
報酬は再生回数によって決まり、クリエイターはReelのパフォーマンスが高いほど、多くの収入を得ることができる。
- 従来のReels Playボーナスは(同社が3月にボーナスプログラムを一時停止するまでは)Metaの10億ドルクリエイターファンドの一部だった
- 新設のリール広告プログラムにより、Instagramは初めてクリエイターに広告収入の分配を行う
Reels広告プログラムについて
対象
- 招待制
- Reels広告対象の52か国いずれかに居住していること
- 18歳以上であること
- Facebookのパートナー・マネタイズ・ポリシーおよびコンテンツ・マネタイズ・ポリシーに準拠していること
メリット
パフォーマンスと連動した報酬の方が、すべての人のニーズをバランスよく満たすことができる。
- クリエイター:オーディエンスの共感を得るコンテンツに集中し、その成長に貢献できる
- 広告主:多くの広告商品を展開、より多くの人々にリーチする
- 利用者:人々はより適切な広告でより一貫した視聴体験を得られる
- プラットフォーム: 広告収入(2022年には432億ドルに成長、前年比10億ドル増)を分割し、クリエイターと広告主のインセンティブを高める
今後
テストに参加するすべてのクリエイターは、自動的に新しい報酬モデルの対象となり、今後数週間で、これまでFacebookリール広告をテストしていたクリエイターも移行される。
- Instagram Reels広告についても、一部のクリエイターと広告主を対象に、同様の成果報酬型モデルのテストを開始する予定
- Facebook上のインストリーム広告についても、一部のクリエイターを対象に、成果報酬型モデルのテストを開始する予定
出所
Tech Crunch:Meta reworks its Ads on Reels monetization program with a new performance-based payout model
Meta:Evolving and Expanding Ads on Reels