(以下は、SocialMediaTodayのReels広告に関する記事を翻訳編集したものであり、元の記事・内容について当社が独自に制作・発信しているものではございません。)
はじめに
Metaは、より多くの企業がReelsの人気を活用できるよう、新たなReels広告オプションを複数発表。ブランドパートナーが安心してサービスを利用できるように、新しい第三者検証要素をテストしている。
Metaによると、人々は現在、FacebookとInstagramで時間の半分以上を動画視聴に費やしている。また、人々は毎日20億回以上Reelsをシェアし、その数はこの半年で倍増している。
Reels広告オプション
クリエイターは公開されたReelsのパフォーマンスに基づいた報酬を得られる。
- 対象:以前FacebookでReelsプレイボーナスプログラムに参加した人を含め数千人が招待されている。
- 報酬:パフォーマンスベース。閲覧数で決定、Reelsのパフォーマンスに応じて増額される。
ショートムービーを前面に
AIによるコンテンツ推奨を中心にアルゴリズムを再編成、基本的にショートムービーを前面に押し出している。
言い換えれば、Facebook、Instagramどちらのアプリでも、最大限のリーチを得るためにショートムービーに目を向けるべきということだ。Metaは上記両アプリでReelsにアプリプロモーション広告を提供している。
音楽の最適化をテスト
Metaはまた、よりクリエイティブで魅力的なReels広告を提供するため、Facebook Reelsで楽曲の最適化をテストしている。
このプロセスを選択すると、Metaのサウンドコレクションライブラリから無料の音楽を一枚の画像広告に自動的に適用できるようになる。画像広告自体はそれだけでは真のエンゲージメント価値を発揮することはできないが、音楽を加えることでより興味を引くことが出来る。
音楽とナレーションの両方があるReels広告では、音声のない広告よりも平均レスポンススコアが15ポイント増えることが分かっている。
シンプルな音楽や動きを加えることで、エンゲージメントを高めることができる。
ブランド適合性フィルターと第三者検証ソリューションのテスト
Metaはまた、広告の配置を管理し、ターゲット顧客層へのリーチとパフォーマンスの最大化をめざし、AIを活用したブランド適合性フィルター(インベントリーフィルター)をテスト、さらに第三者検証ソリューションの検証も行っている。
- ブランド適合性フィルター:
- AIが広告主向けにコンテンツ(テキスト、動画、画像を含む)を分類、多段階の審査(収益化ポリシーを満たしているか、コンテンツに適したカテゴリに割り当てられているかなど)を行う
- 有害コンテンツの洗い出し。高リスク、中リスク、低リスクのコンテンツを定義。収益化可能なコンテンツの種類を以下の3種類に分類
- 拡張インベントリー:既定。a) コミュニティ基準を遵守し、b)収益化基準を満たすコンテンツの横に広告が表示される
- 中程度のインベントリー:中程度の保守的なアプローチを希望する広告主向け。高リスクなコンテンツは除外される。
- 限定的インベントリー:最も保守的なアプローチを希望する広告主向け。
- 第三者検証ソリューション:
Zefrを通じて利用可能。今後他のビジネスパートナーでも利用可能となる予定。
まとめ
これらの新しいオプションは、Reels広告の配置においてブランドにより多くの保証を提供し、選択したオーディエンスへのリーチとパフォーマンスを最大化するのに役立つ。Reelsの成長を考えると、FacebookやInstagramのプロモーションを最大限に活用したいブランドにとって、これらは非常に価値のある便利な追加機能だ。
まだReels広告を検討したことがないのであれば、上記の統計データを参考に、シンプルな一枚の画像広告から始めてみてはいかがだろうか。
出典:SocialMedia Today: Meta Expands Reels Ad Options, Adds Simplified Music Tool for Reels Promotions